週末、夫の実家に家族で帰っていました。
私の母は、息子が生まれてすぐに亡くなり、その3年後に父も亡くなりました。
子どもが生まれてからすぐに両親が亡くなったので、自分の実家で、子供と一緒に両親と過ごした経験がほとんどありません。
子どもが生まれて数年は、そのことを寂しく感じることも。。
せめて一度でも、みんなで楽しく食事をした思い出がほしかったな。
でも義理の実家に行くと、いつも温かい笑顔と、お料理で迎えてくれ、私達家族のほっとする場所になっています。
豪華なホテルよりも、待っていてくれる人がいる家の方がいい
夏休みはいつも、私達家族4人で、旅行に行きます。
お金を出せば、豪華なホテルに泊まったり、おいしいお食事を食べたり、飛行機や新幹線に乗って遠くに行くことができます。
だけどそこに人と人との交流がないと、それほど思い出に残らない気がします。
毎年8月の夏祭りの時期に、夫の実家に家族で泊まらせてもらいます。
夏休み前から、じいじとばあばの家に行くことを楽しみにしている子どもたち。
遊びに行くと、いつも笑顔で迎え入れてくれて、にこにこと子供たちの話を聞いて、何日も前から準備していた料理を作ってくださいます。
私は母を亡くしているし、だれかの手料理を食べるということが、普段ほとんどありません。(自分が作った料理ばかり・・・(>_<))
義母に「これ食べなさい」「あれ食べなさい」と言われながら、食べることになります( ;∀;)
でもレストランの料理とは違う、暖かさを感じます。
姉が持参した、いただきもののマンゴーに一同、大興奮(笑)
両親が生きてればなあ。
ほっとできる場所がほしいな。
そんなふうに思うこともあるけど、その代わり義理の父や母が優しく迎え入れてくださるので、「わたしにも帰る場所がある」と感じられるようになりました。
(もちろん、初めは違いましたよ~)
子供達がどこに行くよりも、じいじとばぁばの家に行くのを楽しみにしているのは、そこにはやっぱり人と人とのつながりがあるから。
子供達は、大事なものをよくわかってる。
そんなふうに感じます。
戻る場所がある幸せ
わたしの場合、毎日ほとんど一人で子供の相手をして、夫は遅くまで会社で仕事をして。
それぞれ一生懸命戦っています。
きっと日本の多くのご家庭がそうですよね。
毎日、どこかで気が抜けないというか、緊張してるというか・・・
でも義理の実家に帰ると、いつもは一人で見ている子供も、自分一人だけで見なくていいっていう安心感があります。
お料理も作っていただけて、家事に追われずに過ごすことができます。
行くたびに、人を幸せにするのは、モノやお金ではなくて「人と人とのつながり」や「お互いを想う気もち」だなあと思います。
今年ものんびりさせていただき、子どもたちもたくさんの愛情をもらって帰りました。
バイバイしたあと、下の娘は泣きながら帰ることに・・・( ;∀;)
楽しかったぶん、別れはさびしいものですよね。
きっと子どもたちが大きくなった時にも、じいじやばあばの存在は心の支えになるのではないかと感じます。
夏休みも残りわずか。
楽しい思い出がたくさんできれば嬉しいなと思います。
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