子育てをしていると、
「こんなとき、何て言ったらいいの?」
「質問しても、全然答えてくれない!」
そんなふうに思うこと、ありますよね?
例えば、
・お片付けして欲しいとき
・宿題をやってほしいとき
・朝起きないとき
・兄妹喧嘩が始まったとき
・学校の出来事を知りたいとき・・・
親である私たちが、会話のちょっとしたコツを知っていると、子どもと上手にコミュニケーションがとれるようになります。
子供とのコミュニケーションがうまくいくと、子育てが楽しくなります。
『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ(天野ひかり著)』には、そんな会話のコツが、具体的な言葉で書かれています。
▽講演会に行った話
今日からできる、3つの会話のコツ
本にはいろいろなコツが載ってますが、まずは次の3つを意識して過ごしたいと思いました。
1.指示・禁止をしない
2.当たり前のことをできた時に、口に出してほめる
3.子供の言葉を繰り返す
これを意識するだけでも、子どもとの関係がよくなって、子育てが楽しくなるような気がしませんか?
一つずつ見ていきますね。
1.指示や禁止は時代遅れ。脱・昭和の子育て
まず、親の役割は「自己肯定感を育てること」。
子供に、何かを教えてあげる事ではありません。
私たちが子どもだったころ、親からどんな言葉をかけられたでしょう?
「はやく宿題しなさい!」(指示)
「こぼさないで!騒がないで!」(禁止)
そのむかし・・・子供は所有物で、言うことを聞かせるものという背景があったそう。
でも今は、自分で考えて、行動できる。
そうやって自立して生きることが求められますよね。
親のすべきことは、指示してやらせることや教えこむことではありません。
子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ /サンクチュアリ出版/天野ひかり
子供の中にある力を信じて、それを伸ばしていけるように邪魔しないことなのです。”
はい、思いっきり邪魔してました・・・(苦笑)
指示や禁止の言葉が多かったです。
それを教えることが、親の役割と思ってました。でも違うんですね。。
それでは、具体的にどんな会話がいいのでしょうか?
2.当たり前のことをできたときに、口に出してほめる
100点を取った。賞を取った。
子供をほめるとき、特別なときにほめることが多いですよね。
でも、特別なことってそんなに起こりません(笑)
当たり前のことをできたときに、口に出してほめる。
これが出発点です。
たとえば・・・
・靴をはいた
・いただきますと言った
・ご飯を食べた
・服を着たこんなささいなことに対して、ほめる言葉をかけましょう。
子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ /サンクチュアリ出版/天野ひかり
確かに・・・毎日朝早く起きて、学校に歩いて行くだけでもすごいことですよね!
3.子供の言葉を繰り返す
「痛かったね」
「楽しかったね」
「嬉しかったね」
そんな子供の気持ちを一旦受け止める。
「どうして?」「どこで?」という事実よりも、まずは気持ちを受け止めることが大切。
そうすると「私のことを理解してくれた」と子供が感じます。
その結果、どんどん自分から話し出すようになるそうです。
「あの時、いったん気持ちを受け止めてあげればよかった~」と思うことがたくさん。
子どもを認める会話で、楽しい人生を
会話のコツを知り、いつもの親子の会話が変わり、子どもに愛情が伝わる。
そして、子どもが「自分のことが大好き」という気持ちにつながってくれたら・・・
きっと人生楽しくなります ^ ^
それにしても、
「もっと早く知りたかった~!」
というのが正直な感想です。
10才までは、どこまでもその子のありのままを認める。
今子どもたちは、8才と6才。
子どもも自分も楽しめるような会話をしていきたいと思いました。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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