コロナウィルスの影響で、休校になってから、子供の勉強面で不安を感じていました。
いま、改めてこの本を読んでいます。
(中根克明・著)
以前も紹介しましたが、今読むと違った面が心に響きます。
休校期間中の家庭学習
コロナウィルスの影響で、突然の休校になってから、子供の勉強面で不安を感じていました。
・急に授業がなくなり、勉強は大丈夫なのかな?
・4年生からの勉強についていけるかな?
・通信教育ぐらいは始めた方がいいのかな?
長男は小学校3年生。
塾にも行ってないし、習い事はスイミングだけ。
4年生から勉強が難しくなる、と聞きます。
「この休校期間中に、何かさせた方が良いのでは…?」
時間ができると、そんな焦りを感じます。
いろいろな通信教育を調べてみたり、ネットの勉強を調べてみたり・・・
でもこの本を読んで、家庭学習の基本を思い出しました。
家庭学習は最低限。でも毎日確実に
家庭学習についてこんなことが書かれています。
(120ページ)
家庭学習の目的は、自分でする勉強の習慣作りです。
だから、勉強の量は楽にできるぐらいに抑えておくことです。
計算と漢字書き取りのドリルをそれぞれ1ページずつなど、すぐに終わる分量でいいのです。
勉強でも遊びでも、大切なのは密度です。
その子が集中して取り組めそうな時間をもとに、時間ではなく、ページ数などで勉強の量を決めておくといいのです。
家庭学習の目的は、勉強の習慣作り。
これから高学年、中学生、高校生になっていくにつれて、自分で勉強する習慣をつけておかないといけません。
・計算と漢字の書き取りだけは、学校の授業だけでは不十分なので、家庭学習で訓練が必要。
・分量としては、少なすぎるぐらいがちょうどいい。
ということが書かれています。
具体的な家庭学習の方法としては
・薄い問題集を1冊繰り返す
・一日一枚で構わない
ということ。
学校が休みになり、時間がたっぷりある分
「あれもやった方がいいのかな」
「これもやらせなくちゃ」
と焦りと不安を感じていました。
わが家の普段の家庭学習は
・百ます計算
・学校の漢字ドリル
を中心に進めています。
これで良かったんだな、と思い直しました。
とはいえ、学校がお休みの間は、たっぷり時間があります。
子どものようすを見ながら、こんなことをプラスしていこうと思います。
・じっくり考える問題
・新しい言葉を覚える
・英語の音に少しずつ慣れる
・毎日の作文
負担になりすぎないように、親も試行錯誤しています。
「今」を幸せに過ごす時間を大切に
休校期間中だけ、ネットで通信教育の問題が見れたり
英語のアプリが無料になったり。
今、いろいろな情報があります。
「時間があるのだから、何かやらせないと・・・!」
そんなふうに焦りを感じてしまいます。
でもこども達は、9歳と7歳になったばかり。
あれこれ詰め込むよりも
計算と漢字の書き取りを中心に、
短時間で集中して勉強をすればいい
と思い直しました。
勉強は午前中の早い時間に集中して終わらせる。
あとは、
広々とした公園で遊んだり
工作をしたり
家のお手伝いをしたり
料理を作ったり
本を読んだり
のびのびと自由に過ごせばいいかな。
貴重な子ども時代。
子どもも親も、「今を幸せに生きる」ことを一番に考える。
わが家が大切にしていることを、改めて思い出すことができました。
この休みの期間は、自由時間をたっぷり取って、好きなことをやってほしいと思います。
▽小学生の家庭学習に不安をお持ちの方におすすめ
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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