医療保険を解約しました。
いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」 /講談社/後田亨
住宅、自動車に次ぐ、
人生3代出費の一つ、保険。
8年前、むすめが生まれたときに
保険を一度見直しているので、
それほど無駄な保険に入っていない
思っていましたが・・・
私の医療保険は、そのままにしていて
ここ数年、モヤモヤしていました。
『いらない保険』を読み、
医療保険を解約することを決めました。
医療保険を解約した理由は、
高額療養費制度があるので、
わざわざ医療保険に入る必要はない
と考えたからです。
60歳まで、さらに60万円払い続ける意味がある?
11年前、ネットの終身医療保険に加入。
「なんとなく入っていた方が安心」
という理由からです。
年額36,630円。
11年間で、40万円払っていたことになります。
むすめの出産の時に、
切迫早産で2週間ほど入院し、
給付金を請求した記憶があります。
給付金は、確か10万円ぐらいだったかな?
差し引き、支払い総額は
30万円程度、ということになります。
今40代後半なので、
これから六十歳まで払い続けると、
さらに60万円ぐらい
追加で支払うことになります。
毎年支払う時に、
「これって本当に必要?」
とモヤモヤする気持ちがありました。
最強の保険は、健康保険
『いらない保険』には、次のような内容が書かれています。
・最強の保険は、健康保険
・大病でも、自己負担額は65万円以下
・高額療養費制度がある
高額療養費制度は、どんなに医療費がかかっても、
一定の限度額を超えた場合には
超過分の医療費を、ほとんどタダにするという制度。
収入によって変わりますが、
だいたい月に10万円が上限になります。
本で、印象に残った部分を紹介しますね。
現役の医師の多くが、どんな病気でも社会復帰や家庭復帰までの医療費は50万円で済むと言っています。(37ページ)
日本の社会保障、とりわけ公的医療保険制度はそのくらい優れたものだということを、ぜひとも再認識してください。(37ページ)
保険はそもそも、自分一人では背負いきれないリスクに備えるために利用するもの。
医療費の負担には上限があるから、限度額までのお金を自己負担する方が、合理的です。(178ページ)
私の母が大病をしたとき、
大きな手術を二度しました。
その時も高額療養費制度を使い、
月に9万円程度の医療費で済んだことが、
印象に残っていました。
それなら、自分の貯金で払える金額です。
支払った30~40万円は
もう戻らないけど、
あと60万円、追加で支払う必要がある・・?
あいまいな知識でなく、自分でしっかり調べる大切さ
周りがみんな、入っているから。
入っていると、なんとなく安心。
そんな曖昧な気持ちで払い続けてきた、数十万円。
もったいなかったなあ・・・
お金に関しては、知っているのと知らないので
大きな差が開くことを実感します。
何年かモヤモヤしていましたが
電話だけで、あっさり解約することができました。
所要時間、5分!
今は改めて、無駄なものを見直しているところ。
お金の使い方に関しても
本当に必要なものに、しっかり使っていきたい。
そんなふうに考えて、
家計の見直しを実行しています。
▽わかりやすかったです
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