今日から始めるシンプルライフ

4人家族。不要なものを手放しながら、シンプルに心地よく暮らしたい。そんな日々を綴ります。

『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』を読んで。

読んだ後、すぐに運動したくなります。


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脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』(NHK出版)

を読みました。

 

著者は、ジョン J. レイティさんという

ハーバード大学の医学博士です。

 

私が好きな勝間和代さんや樺沢紫苑さんなど、

著名な方々もお勧めしている一冊で、

以前から読んでみたいと思っていました。

 

この本では

 

運動がいかに脳を鍛え、

頭の働きを取り戻し、

気持ちを上向きにさせるか、

 

脳細胞を鍛えるには

どうすればいいかが、

エビデンス(科学的根拠)とともに書かれています。

 

今まで運動は体のためにするものと

考えていましたが、

脳にこれほど影響するとは知りませんでした。

 

この本を読めば読むほど、

運動の大切さが腹落ちして

運動したくなってくるはずです。

 

本を読んだ後、すぐに運動したくなる

 

私自身は、運動が大事、

 

ということはよく耳にするし

わかっているつもりでしたが、

運動はあまり好きではなく

億劫に感じていました。

 

最近では、朝夕のウォーキングや

時々子どもと遊ぶ以外、

運動らしいことは

ほとんどしていなくて。

 

でもこの本を読み終えた次の日から、

毎日の習慣に次のような変化が生まれました。

 

・朝夕のウォーキングに、ランニングをプラスする

・テレビを見る時間を使って、スクワットを30回する

 

確かに、軽いランニングをした後は

気分が爽快になり、

頭もクリアになり、

体が軽くなる実感があります。

 

運動は脳の機能を最善にする唯一の手段

 

とても内容が濃い一冊なのですが

簡単に内容をまとめると

 

有酸素運動を行うことで脳の血流が高まり、

脳内に BDNF という物質が分泌される。

 

これが何歳になっても脳の働きや成長を促し、

アンチエイジングにも効果があると

言われているということです。

 

例えばこんなことが書かれています。

 

運動すれば神経化学物質や成長因子が次々に放出されて脳の基礎構造を物理的に強くできる。

脳は筋肉と同じで、使えば育つし、使わなければ萎縮してしまう。

脳の神経細胞(ニューロン)は枝先の「葉」を通じて互いに結びついている。

運動すると、これらの葉が生長し、新しい芽がたくさん出てきて、脳の機能がその根元から強化される。p10

 

脳は使えば使うほど、筋肉のように育てられるということ。

何歳でも遅いということはないこと

がわかります。

 

本の表紙の裏にはこんな言葉が書かれています。


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運動させた子供は成績が上がる

運動すると35%も脳の神経成長因子が増える

運動することでストレスやうつ抑えられる

運動を週2日以上続ければ、認知症になる確率が半分になる

 

印象的なエピソードとして、

アメリカのある高校で、

朝の授業の前に0時間体育の試みを始めたところ、

参加する生徒の成績が驚くほど上がった

というものが載っていました。

 

学習能力だけでなく、

ストレスや不安、うつ、注意散漫、

依存症、ホルモン変化、加齢といった

人間の生活全般に運動はとても良い影響があるそう。

 

もはや運動しないではいられないような

客観的事実がデータとともに書かれています。

 

知らないでいることは怖い

 

運動することで脳を成長させることが

いくつになってもできることを知って、

今まで以上に運動の大切さが腹落ちしました。

 

この本を読まずに、

運動の大切さがよくわからないまま

年を重ねていったら・・・

と考えると怖いです。

 

将来いろいろな病気や認知症などに

なっていたかもしれません。

 

自分の出来る範囲で運動し、

心身ともに良い状態で年を重ねていきたい

 

と改めて考え、生活を変える

きっかけとなりました。

 

ぜひ読んでいただきたい、

心からおすすめの一冊です。

 

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