料理も人生も、シンプルに。
前から読みたかった、
ウー・ウェンさんの
『本当に大事なことはほんの少し』を読みました。
本当に大事なことはほんの少し 料理も人生も、すべてシンプルに考える生活術 /大和書房/ウー・ウェン
ウー・ウェンさんについては、
あまり知らなかったのですが
この本を読んで、人柄やお料理が
一気に好きになりました。
新鮮な食材と最低限の調味料を使った、
シンプルな料理法。
私が好きな料理研究家の
有元葉子さんとの共通点を感じます。
世の中でいちばん大事なのは家のごはん
著書に載っていた、こんな言葉が心に残りました。
世の中でいちばん大事なのは家のごはんです。
頭ではなく、からだに聞いて作れば家庭料理は必ずおいしくできます。P64
塩、油、酒、しょうゆ。
調味料は数種類でいいんです。そのほうが素材の味を感じられる。
家で作りたいのは、あまり味がなくて、粗大のおいしさがわかる料理です。
私の言う「味」がないとは、「味をつけすぎない」ということです。P66
自分たちの体を作っているのは、毎日のご飯です。
「世の中でいちばん大切なのは家のごはん」
というフレーズにとても共感します。
いくつか料理レシピも載っていたので、
早速作ってみました。
そうしたら本当においしくて・・!!
ウー・ウェンさんの料理の
大ファンになりました。
体に染み入るおいしさの「肉団子」
その中で特においしかったのが「肉団子」。
著書の中でも、
「どうしてこんなにおいしいんでしょう、
というぐらいおいしい」
と紹介されています。
家に材料があったので作ってみたところ、
家族から大絶賛。
肉団子も美味しいですが、
肉団子から出た出汁のスープが
体に染み渡るよう。。
家にある普通の食材と調味料で作れます。
体がホッとするおいしさで、
これはわが家の定番に決定です。
この他にも、本に載っていた
・ゆで鶏
・じゃこの黒酢炒め
・トマトと卵の炒め物
を作りましたが、どれも本当においしくて。。
どのお料理も、
これだけの調味料でいいのかな?
というぐらい少ない調味料なのですが、
出来上がりはとっても美味しい。
食材そのもののおいしさが
引き立てられているのですね。
料理ってこんなにシンプルでいいんだなぁ、
と改めて気付かされた一冊となりました。
長くなったので、別の記事で
肉団子のレシピをご紹介しますね。
しばらくウー・ウェンさんのレシピを
色々と試してみようと思います。
▽本当におすすめの一冊です。
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