毎朝、自分で起きるようになりました。
先日ご紹介した、『子どもの心のコーチング』。
一番心に響いたのは、
「子どもを親の生きがいにしない」
ということをご紹介しました。
もう一つ、子供の接し方で変えたことがあります。
それは、
「朝子どもが自分で起きる」
ということです。
朝起こさないことから始めてみよう
今までは私が子ども達二人(小5、小3)を起こしていました。
布団を引き剥がして、手を引っ張って、
毎朝起こしていました。
「子ども達は、自分で起きられるはずがない」
と思いこんでいたからです。
でもこの本を読んで、
自分の子供をいつまでもかわいい赤ちゃんの延長で見ていたことに気がつきました。
親が子どもにすべきことは、
子どもに変わってやってあげる「ヘルプ」ではなく、子どもが自分でできるようになるための「サポート」だということを知りました。
その第一歩として、子どもたちに
「朝は自分で起きるよう」に伝えました。
朝一人で起きるために、目覚まし時計を一つずつ準備
朝一人で起きるために、
目覚まし時計を一つずつ買って渡しました。
一週間ほど経ちますが、
目覚まし時計が鳴ると子ども達は眠い目をこすりながら起きてくるようになりました。
今まで私が毎朝起こしてまわっていたのは何だったのだろう・・?
と拍子抜けするほど、子ども達は自分でできています。
それでも失敗もありました。
子どもが目覚まし時計のセットを失敗して
目覚まし時計が鳴らなかった時は、一声けかました。
それでも、起きる時刻より10分過ぎていることを伝えると、
すんなり起きてきました。
子どもができることを奪わない
実際に自分でやってみて、
子ども達が自分でできることを、
私が奪っていたんだなあと実感しました。
それでもこの本が書くように、遅刻してもなんでも絶対に起こさないというところまではできていないのですが・・・
(明らかに寝坊して遅刻しそうになっている子をそのままにする覚悟がまだありません笑)
「自分たちで起きてね」と言って、
目覚まし時計を準備したことで
子供たちの意識はガラッと変わりました。
できない人をヘルプするのではなく、
「できる人」という前提で少し足りないところをサポートする。
そういうスタンスを親が意識するだけで
子供達はちゃんと自立していくんだなあと実感しています。
子供たちを「できる人」としてみるだけで、
見える景色が変わります。
私も自立して、子供たちも自立することが
みんなの幸せなんだなあ。
そんなことを考えている、今日この頃です。
▽育児をされている方に、心からおすすめの一冊です。