自分より、一歩先を行く人の話を聞けるというのは、本当にありがたい。
そんなふうに感じる本でしたので、昨日の続きです。
『大人になってやめたこと』(一田憲子著)をご紹介しますね。
「もっともっと」をやめる
「いつになったら、満足できるのだろう」
私自身、心のどこかでそんなふうに思っていました。
ここで満足していてはだめ。
もっともっと、上を目指さないと。
いつも自分の中に足りないものを見つけ、それを埋めるために、「もっと、もっと」と何かを足してきたように思います。
「まだまだ」と思うことは、自分の中の「欠け」を認めることでもあります。(中略)
ただ、ずっと「まだまだ」と思っていると、絶えず不安で、絶えず満たされず、心が疲弊してきます。
『大人になってやめたこと』P41より
「いつまでも『もっともっと』と言っていたら、人生が終わってしまう!」と思ったのでした。
だったら、私が今まで得たものを、これからは「使う」人生を始めてみよう!と考えました。
『大人になってやめたこと』P41より
40代の私は、「まだまだ」という思いと、「もう十分」というあきらめの間を、行ったり来たりしている時期だと感じています。
「もっともっと」と欲ばるのでもなく、「もういいや」とあきらめるのでもなく、自分の中にすでに持っているものを使う人生。
そんな視点に、ハッとしました。
すでに持っているものを、活かしていく
「私が持ってる物って何だろう?」
「私が使える物って何だろう?」
そんなことを探してみたら、きっと新しい発見があります。
ものも、自分も、すでに持っているものを使ってみる。
それが、ものも、人も「活かす」ということにつながるのかなあと思います。
外に意識を向けるのではなく、内側にも向けてみる。
本を読み、これからはそんな視点を持ちたいな、と思いました。
まだまだ気づきがある本でしたので、また別の機会に書きたいと思います。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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