子どもたちがまだ小さくて、自分の時間なんてなかった頃。
子どもたちがお昼寝している時間だけが、唯一ほっとできるひとときでした。
お昼寝している間、インテリア雑誌を眺めるのが楽しみだった私。
いつかこんな照明が欲しいな。
こんな家具、素敵だな。
何度も眺めては、
「子どもが大きくなったら手に入れたい」
と思っていました。
それから何年かたった今。
あらためて眺めると、なんとなくピンときません。
自分たちの居心地の良さとは、ちょっと違うという感じがしたんです。
そんなモヤモヤも、『大人になってやめたこと』に言葉で書かれていて
「私が感じた違和感は、これだったんだなあ」と思いました。
誰かと一緒をやめる
ものを選ぶスタート全てが「誰かが言っていたあれ」「誰かが持っていたこれ」になってしまうと、自分でものが選べなくなり、物事の良し悪しが見極められなくなってしまいそう。
有名作家さんの器、北欧の人気ブランドのブランケット、雑誌でよく紹介されている家具・・・。
確かに素敵なんだけれど、そこに住んでいる人が見えてこない。・・・。
そうか!そこに「自分の目」がないと、どんなに素敵なインテリアでも、それは「コピー」に過ぎないんだと、わかってきました。
私が「いいな」と思っていた照明や家具。
それは、自分のものさしではなく、他人のものさしで選んだものだったので、ピンとこなくなったのだと思います。
そこには
「皆がいいというものを持っていれば安心」
という気持ちがあったような気がします。
自分の中から、好きを掘り起こす。
自分の感覚で、選ぶ。
その方が面倒だし、自分を信じてないとできないこと。
でも『大人になってやめたこと』を読み、あらためて私も「誰かと一緒」をやめて、これからは自分の中から好きを掘り起こしたいなと思いました。
無理せず、自分たちらしく。
それが結局は、家族の本当の心地よさに繋がっていくのだなあと思います。
普段感じているモヤモヤしたものを、言葉によって表現してくれる。
ものを書くことを仕事にしている人は、すごいなあと思いました。
▽過去記事です
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