『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』
を読みました。
この本は、著書が
会社に縛られないお金を持ち、
自由に生きられるようになるまでの経験を
自分の娘に伝えるために書いた本です。
この本の中心となるのは、シンプルな三つの原則。
支出は稼ぎより少なくする。
余りは投資する。
借金をしない。
これは自分の子供にも伝えていきたいことですね。
さらに具体的に、こんなことも書いてありました。
・収入の範囲で消費する。借金はしない。
・お金で買えるものよりも貴重なのは、自由であること。
・どんな決断でも、その経済的なインパクトを常に考えるべき。
・節約してより多く投資すれば、「会社に縛られないお金」が早くたまる
・収入の半分は投資に回そう
・投資額の4%で1年を暮らせれば、経済的に自立しているといえる。
『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』
p18 イントロダクションより、一部抜粋
資産を積み上げる、維持する時のポートフォリオ
私が興味深かったのが、
ポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)の考え方。
資産を積み上げる時期と、資産を維持する時期。
それぞれ、シンプルなポートフォリオを提案しています。
資産を積み上げるポートフォリオ
大きな資産を増やそうとしている時期は、
資産の100%を vtsax 2に投資をする。
vtsax 2とは・・
「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」
(アメリカの上場株式ほぼ全銘柄を対象としたインデックスをベンチマークしたファンド)のこと。
資産を維持するポートフォリオ
もう引退している、
あるいはもうすぐ引退するという時に、
資産配分に債権を加える。
75%は株式、20%は債権、5%は預金。
資産を積み上げる時期と、維持する時で
ポートフォリオが変わってきます。
株式100%のポートフォリオに少し驚きましたが・・
私は11年投資信託で投資をしてきて、
60%株式、40%を債券にしていました。
でも、もっと株式の配分を多くすれば
よかったなと思っています。
そこで、これから積み立てる分は
・全世界株式インデックス
・日本リートインデックス
・先進国リートインデックス
この3つに絞ります。
自分の子供にアドバイスするなら、
20代~30代のうちは一生懸命働いて、
収入の2割~3割を100%株式の運用に
するといいよ、
と伝えたいです。
「会社に縛られないお金」を持って自由になる
会社で働くって大変なことですよね。
40代で管理職の夫は、毎日朝から晩まで
ストレスを溜めながら働いているように見えます。
やめたくても生活があるから、今の仕事を辞められない。
そういう人も多いかもしれません。
十分な投資資産があって、
その利益で生活費を賄うことができれば、
嫌な仕事や会社に縛られる必要がありません。
今は自由になるために、
会社にしばられない資産を持つことを
目標にするようになりました。
収入の2割と、預金に眠っている
お金を投資に回しています。
会社に縛られないお金があれば、
会社が嫌なら辞めればいいし、
働きたければ働けばいい。
自分に選択肢ができるところに、
魅力を感じます。
夫がストレスを抱えて、健康を犠牲にしながら、
責任の重い仕事をし続けなくて済むように。
将来お金の不安から解放されて、
自由に生きることができるように。
今はそんなことを目標に、投資信託の積み立てをしています。
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