わが家は、40代半ばの夫婦と子ども二人(小3、小1)の家族です。
周りの子どものお友達は、持ち家の人が多いですが・・・
わが家では、あえて家は持たずに、賃貸住宅(築28年の団地)の暮らしをしています。
その理由は・・・
「お金も、住む場所も、スペースも、自分たちでコントロールできる」
からです。
そう考えるようになったきっかけは、11年前に読んだ一冊の本。
『お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践~』
勝間和代 著
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『お金は銀行に預けるな』を読んで
2008年に結婚して少したった頃、『お金は銀行に預けるな』を読み、衝撃を受けました。
その一つが「住宅は買わなくてもいいんだ」ということ。
当時は、「結婚したら家は買うもの」と思いこんでいました。
この本には、こんなことが書かれています。
・不動産業界の裏事情
・金融資産として見た場合の、住宅のリスク
・住宅ローンは企業の大きな儲け口。消費者は損をしている
・「買っていい住宅」と「買ってはいけない住宅」を、吟味する必要がある
・住宅ローン減税などの税制メリットがあるが、メリット以上に支払う税金が高い
そんなことを読み進むにつれ、
「住宅を持つことは、個人にとって大きなリスクがある」
ということを、深く考えさせられました。
それから11年。
今でも「持ち家は持たない」という考えは変わらず、賃貸住宅の生活を楽しんでいます。
賃貸住宅のメリット
1.資産を投資に回せる
住宅ローンにしばられないので、毎月一定額を投資に回しています。
『お金は銀行に預けるな』を読んだ後、投資信託の積立を始めました。
10年間、毎月欠かさず積み立てています。
今まで解約したことはありませんが、必要になったらいつでも解約できます。
投資する金額も、その時によって自分で変更することができます。
お金を自分でコントロールできると、暮らしにゆとりがうまれます。
2.いつでも、どこでも引っ越せる身軽さ
転職したり、海外勤務になったとしても、賃貸住宅であれば自宅をどうするか悩む必要がありません。
夫の会社は、海外勤務の可能性もあります。
持ち家の方が海外勤務になった場合、
①人に貸す
②近くに住む両親などに、管理をお願いする
というケースが多いそうです。
手続きが面倒であったり、身内が近くに住んでいるという条件が必要です。
収入が下がった時は、家賃が安いところに引っ越そうと考えています。
いつでも引っ越せるというのは、精神的に身軽だと感じています。
3.家族構成に合わせて、住み替えが可能
今、8才と6才の子どもたち。
家族みんなでリビングにいることがほとんどです。
勉強も、ダイニングテーブルで。
今のところ、個室が欲しいという話は出ていません。
10才くらいから個室を与えたとしても、個室が必要な時期は10年ちょっとでしょうか?
18才で家を出たら、8年ですね。
下の子を考えても、それぞれ個室が必要なのは、10数年。
一番部屋数を必要とする時期に合わせて家を持つと、子どもが家を出たら、部屋が余ってしまいます。
部屋を使っていなくても、掃除やメンテナンス、固定資産税などの管理費が必要になります。
子どもと一緒に過ごす時間は、期間限定。
一番部屋数が必要な10数年のために、大きな家を持たなくてもいいと考えています。
自分たちの価値観を大切に
それぞれの家庭で、何にお金を使うのか、価値観が違います。
家を持つことにも、もちろんメリットがあります。
自分たちの暮らしに合わせてリフォームできたらいいな、と思うことも。
それぞれのメリット、デメリットをよく考えて、選びたいですね。
いまのところ私たちは、自由で身軽な賃貸生活が気に入ってます^ ^
資産運用については、またの機会に書きたいと思います。
▽お金について、わかりやすく学ぶことができる良書です
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